伊藤忠がタイ・中国と合同研修、3カ国に精通する人材を育てる
伊藤忠商事が、資本提携しているタイ最大財閥チャロン・ポカパングループ、中国最大の国有複合企業の中国中信集団の3社共同で人材育成を始めると1月18日付の日本経済新聞が報じた。
各社は短期研修のほか、1年間以上の長期派遣の人材を受け入れる。
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3カ国の経営環境に精通する人材を育て、具体的な経営戦略の策定を後押しする狙い。3社は今月中旬に人材育成で連携する覚書を交わした。
まず今年5月ごろ、3社からそれぞれ課長級およそ10人が日本で1週間ほど研修する。伊藤忠傘下のファミリーマートなどの現場も訪れる。今後中国やタイでも同様の研修を開くほか、半年〜1年以上の出向や研修派遣も予定する。従来も経営幹部らが相互交流していたが、今後は全社員を対象に研修参加者を募るという。
このような3カ国の大手複合企業が人材育成で提携するのは珍しい。伊藤忠とチャロン・ポカパングループは2015年、中国中信集団の傘下企業に1兆2千億円を折半出資。中国やタイで新たな提携戦略の策定を急いでいる。
photo by Kakidai
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