香港の“自由度”が低下、中国共産党の影響が原因か?
米国の人権機関フリーダムハウスはこのほど発表したリポートで香港の自由度が低下したと指摘した。
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1月17~18日付香港各紙によると、同リポートは世界209カ国・地域を対象に自由度を100点満点で評価したもので、香港は昨年の61点から59点に低下し、2002年以降で最低。順位も昨年の107位から111位に後退した。リポートは「香港統治に対する中国共産党の影響が高まり、民主自決などを提唱する運動が弾圧されている」と述べ、一部の社会活動家の投獄、立法会の議員資格喪失や議事規則改正、国歌法の適用を評価引き下げの主因としている。これに対し民主建港協進連盟(民建連)の葛珮帆・議員は「米国でも違法行為を煽動したり、犯罪を教唆する言論、騒動を起こす者は憲法の保護を受けない。彼らはダブルスタンダードで香港を批判している」と述べ政治目的だと指摘した。フリーダムハウスは米ワシントンに本部を置き、運営資金の66%は全米民主主義基金(NED)、米国際開発庁、米国務省など米政府の予算で賄われている。
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