シンガポール・港湾運営のPSAのコンテナ取扱量、10%増加
港湾運営のPSAインターナショナルが昨年、扱ったコンテナ貨物は前年比9.8%増の7,420万TEU(20フィートコンテナ換算)だった。うちシンガポールの貨物ターミナルにおける取扱量は9%増の3,335万TEU、海外の港湾における取扱量は10.4%増の4,089万TEUだった。
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海運業界では同盟の再編が行われるなど波風が立ったが、PSAのタン・チョンメン最高経営責任者は「困難な環境にあってPSAは相応の業績を上げた」と述べた。
シンガポール海事港湾庁(MPA)が発表した速報値によると、昨年のシンガポール国内のコンテナ取扱量はジュロン港を含め3,370万TEUで9%の増加だった。国際貿易の増加と海運同盟の再編の恩恵を受けたという。
シンガポール船籍登録所に登録されたシンガポール籍の船舶総トン数は0.9%増の8,880万トンだった。シンガポールは船籍上位10カ国の1つ。
昨年のバンカー油販売量は4.2%増の5,060万トンで世界1位を維持。5,000万トン突破は初めて。
政府は12日、港湾、海運、海事サービスを対象にした海上輸送産業転換計画を発表しており、25年までに業界の付加価値を45億Sドル(約3,765億円)増やし、また5,000人超の雇用を創出することを目指す。
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