「パナソニック インフォメーションシステムズ上海」が新体制での事業活動を本格始動
松下信息系統(上海)(パナソニック インフォメーションシステムズ上海)が、新体制での事業活動を本格的に始動した。中国のパナソニックグループ会社のITサポートを担う中核会社として、各社に分散していたIT組織を同社にまとめた。これに合わせて、新たな総経理に丸山博儀氏が就任している。
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同社はもともと三洋ITソリューションズの子会社だったが、三洋電機のパナソニックへの統合に伴い、2015年にパナソニック インフォメーションシステムズの完全子会社化となった。これを受けて、中国地域にある85社のパナソニックグループ会社のITサポートを担う中核会社として位置づけられ、今年8月に各社のIT組織をまとめる形で新体制をスタートさせた。現在の人員は約180人。本拠地の上海に加え、北京、大連、無錫、珠海にサービス拠点を構える。
今後は、グループ会社に対するITサポート事業を強化するとともに、外販事業に力を注ぎ事業拡大を図る。丸山総経理は、「グループ会社向けのビジネスに甘んじるのではなく、技術や品質、価格も含めて外販で通用する企業に成長させていく」と意気込む。
既存顧客には工場が多く、同社は製造業向けソリューションを得意領域としている。例えば、MES(製造設計システム)では、中国で独自開発したソリューションを保有する。17年からは、インフォテリアのEAI/ESB製品「ASTERIA WARP」も注力商材に位置づけており、10月にはアリババグループの「杭州雲栖大会」に初出展して、200人を超える中国企業に商材をアピールした。
今後の目標について、丸山総経理は、「事業規模を数倍に成長させるつもりで頑張りたい」と意欲を示している。
(週刊BCN+ 上海支局 真鍋 武)
※画像出典元:http://panasonic.cn/pissh/
ソース:https://www.weeklybcn.com/journal/news/detail/20171220_159991.html
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