景気判断の目安となるPMI指数、アジア3カ国が50を下回る
アジア6ヶ国・地域の2015年12月のPMI(製造業購買担当者景気指数)がインドネシアなど3カ国で景気判断の目安となる50を下回ったと1月5日付の日本経済新聞が報じた。
背景には内需の低迷や自国通貨安の影響がある。
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PMIは50を上回ると景気が上向き、50を割り込むと下向きの兆候が出ているとされる。台湾、ベトナム、韓国が50を上回る一方で、インド、マレーシア、インドネシアが50を下回った。インドは南部チェンナイをおそった記録的な豪雨で生産が大幅に低下し、13年10月以来の50割れとなった。
マレーシアとインドネシアでは内需低迷に加え、通貨安による原材料コストの上昇が企業の利益を圧迫している。
一方でPMIが50台に回復した台湾と韓国は中国向け輸出の低迷が続くも、内需が堅調で生産や新規受注が改善に向かっているという。ベトナムも雇用が増加に転じるなど景気状況は好転している様子。
photo by ironypoisoning on flickr
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