拡大するインターネット経済、大手4社はシンガポールが拠点
シンガポール国営投資会社のテマセク・ホールディングスとグーグルは、東南アジアのインターネット経済に関する調査結果を公表した。経済規模は今年500億米ドル(約5兆6,753億円)に達する見通しで、2025年は2,000億米ドル(約22兆7,012億円)超が予想されるという。
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急成長しているのが4部門のうち電子商取引と配車アプリで、15年以降の成長率は年40%超。今年の電子商取引規模は推定109億米ドル(約1兆2,372億円)で15年の約2倍。増加率は年41%。代表的取引プラットフォームは、ラザダ、ショッピー、トコペディア。
配車アプリ・相乗りサービスの今年の市場規模は51億米ドル(約5,788億8,000万円)で、15年の2倍強。第3四半期にアプリを利用した予約は、グラブ、ウーバー、バイク配車のゴージェックの3社で1日600万件余りと、15年の4倍。配車アプリ業者は、食品デリバリー、小荷物宅配、オンライン決済サービスにも参入している。
オンライン旅行サービスは15年からの増加率が年18%で、オンラインメディアは同36%だった。
東南アジアのインターネット経済規模は今年、国内総生産(GDP)の推定2%で、25年までには6%(2,000億米ドル(約22兆7,012億円))に達する可能性があるという。
企業価値が10億米ドル(約1,135億600万円)超の企業は7社で、4社(グラブ、ラザダ、レーザー、シー)はシンガポール、3社(ゴージェック、トラベロカ、トコペディア)はインドネシアが拠点だ。
ソース:http://www.asiax.biz/news/45296/
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