フィリピンの大手不動産開発業者、2018年に大規模な住宅プロジェクトを予定
フィリピンで比較的安価な住宅の開発・供給を行っている国内の大手総合不動産開発会社「8990 ホールディングス」は、翌年度内に600億ペソ相当の住宅プロジェクト5件を市場に投入することを発表した。これは今年度の安定した成長を軸に、同社が目指す140億ペソの収益目標達成の後押しをする一大プロジェクトとなる。
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同社COOのウィリー・ウイ氏は本件について、これらのプロジェクトはダバオ市、イロイロ市、セブ市、およびオルティガス市内の新興住宅地で予定されていると述べた。また、会長のマリアーノ・マルティネス氏は発表において、現在の市場にはおおよそ500万件にもおよぶ未受注案件が残されており、住宅市場は常に拡大していると語っている。同氏はさらに、強い住宅需要を背景に国内の住宅プロジェクトから、年内に最低でも100億ペソの収益を達成する見込みであると自信をのぞかせている。
8990 ホールディングスの収益は過去9か月間にわたって61億ペソを記録している。また12月1日には同社の永久優先株「シリーズA」を登録、フィリピン証券取引所(PSE)にて上場セレモニーが行われている。同社は優先株券の発行によって50億ペソを調達した。
ソース:https://davawatch.com/articles/2017/12/06/7022.html
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