ロシア政府、シベリア鉄道の終着駅を東京とする案を再検討
9月に東方経済フォーラムで発表された、シベリア鉄道を日本まで拡張するプロジェクトに対しては、引き続きメディアが関心を向けている。イタリアのオンラインマガジン「We Build Value」に掲載された、「同鉄道によって物資輸送の価格とスピードの変化」に関する内容は、ロシアの鉄道関係者よりも東方の国々に驚きを与えた。
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同プロジェクトによって、サハリンと北海道が交通で結ばれた場合、欧州から日本までの物資の輸送時間が2倍上短縮されるという恩恵を日本は享受することになる。
「シベリア鉄道をサハリン経由で日本まで拡張するプロジェクトによって両国は結ばれる。世界的に有名なシベリア鉄道の100周年記念を迎えてから1年が経ち、ロシア政府は同鉄道を東京まで拡張する考えを再検討し始めた」と、前述のWe Build Value誌は述べている。
また同誌は、「全長9289kmに及ぶシベリア鉄道は、モスクワから始まって、ウラル、モンゴルを通り、ウラジオストクまで至る。それが13,600kmまで延長されれば、東京からパリ、さらにはロンドンまで物資や旅客の輸送が可能になる。
(参照)http://www.gudok.ru/newspaper/?ID=1392042&archive=2017.11.02
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