アリババ、英字紙『サウスチャイナ・モーニングポスト』買収
英字紙『サウスチャイナ・モーニングポスト(SCMP)』を発行するSCMPグループは12月14日、アリババによる買収額が20億6000万ドルに上ると発表した。
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15日付香港各紙によると、アリババは11日にSCMPグループから同紙と系列メディアを買収すると発表。買収資産は同紙とウェブ版の「SMPC.com」、中文ウェブ媒体の「Nanzao.com」「Nanzaozhinan.com」、雑誌の『HKMagazine」など。
SCMPグループはこれらメディア事業を売却した後、不動産事業に特化する。買収額はアマゾン・ドット・コム創業者による『ワシントン・ポスト』買収よりやや高く、SCMPグループの新聞事業が半年で32万ドルの赤字であることなどから、バプテスト大学新聞系の杜耀明・助教授は「20億ドル余りで買収する理由が分からない」と指摘。
アリババの蔡崇信・副会長は買収目的について「西側主流メディアは特定の観点からしか中国を見ていない」と述べ、SCMPを客観・公正に中国を報道する英語媒体にすることを明らかにしている。
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