【中台問題】対抗の道に戻らず、圧力に屈しない
蔡英文総統は国慶節(中華民国の建国記念日)の10日、総統府前で行われた式典で演説し、中国との関係について「我々の善意は変わらないし、約束も変わらない。対抗という昔の道には戻らない」と述べ、中国に対して「共に両岸交流の新しいモデルを築くことを求め、「しかし圧力にも屈しない」と、これまでの「現状維持」路線に変わりはないことを明言した。
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今年は台湾人の中国親族訪問を認めて中台交流が始まってから30年になるが、昨年5月に蔡総統が就任以来、中国は「一つの中国の原則」受け入れを執ように迫る一方で、台湾の国際活動に圧力を加え、中台関係は冷え込んでいる。
対内問題では各政党に憲法改正問題を共に話し合おうと正式に会談を求めた。
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