中国本土からの「上海ガニ」の輸入ないはずが、香港で太湖産が売られる
上海ガニのシーズンが到来したものの、昨年江蘇省産のカニの一部検体から発がん性物質のダイオキシンが見つかったことが今年も尾を引いているようだ。
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10月9日付『りんご日報』によると、今年は中国当局が輸出審査基準を引き締めたといわれているが、カニの検査基準について中国と香港の当局の合意が得られず、中国の検疫当局による承認が遅れているという。
このため本来ならば香港で本土産の上海ガニが出回ることはないはずだが、一部商店で並行輸入されたカニが売られており、香港食物環境衛生署が販売を停止するよう通達した。
太湖産のカニが見つかったのは、旺角の●路臣街街市(公設マーケット)や元朗同益街街市に入居する海鮮専門店と、銅鑼湾の張記新三陽、元朗の記正宗。
このうち食物環境衛生署の通達を受けた店では販売を停止し、当局がサンプル検査を行っているという。【●=女へんに乃】
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