香港での婚姻の44%が本土との越境カップル
政策研究機関の香港集思会の調査で、中国本土の男性に嫁いだ香港女性が過去20年で3倍以上に増えたことが明らかになった。
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9月27日付香港各紙によると、香港集思会は6~7月、2003年以降に結婚し、世帯収入が2万5000香港ドルあるいは人民元で、夫婦のどちらかあるいは双方が専門学校または大卒の学歴を持つ人にアンケートを行った(回答者508人のうち55%が男性で、45%が女性)。
1997年から2016年の本土人と香港人との越境婚姻は、毎年1万5000件から3万4000件と年によって異なるが、20年来の累積総数は48万件を超えており、香港の累積結婚数の44%を占めるという。
本土の男性と香港女性の婚姻は1997年に2190件だったが、2016年には約3.4倍の7626件に達した。
一方、香港男性と本土女性との婚姻は45%も減少し、2万8309件から1万5300件に減った。
専門学校および大卒以上の学歴を持つ香港人と結婚相手である本土人との年齢差の中位数は2012年の9歳から2016年には3歳へと縮小した。
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