2015年12月14日

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西武ホールディングス、ハワイ事業が9年ぶりの黒字

西武ホールディングス、ハワイ事業が9年ぶりの黒字

ホテルなどを経営する西武ホールディングスのアメリカ、ハワイでの事業が2016年3月期に9年ぶりに営業黒字化する見通しとなったと12月11日付の日本経済新聞が報じた。この事業は長年、同社の業績の足を引っ張ってきた。

 

ハワイではオアフ島の「ハワイプリンスホテルワイキキ」、ハワイ島の「マウナケアビーチホテル」や、ゴルフ場などを展開している。

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業績回復の要因は、アメリカ大手チェーン、マリオット・インターナショナルとの提携などでホテルの宿泊客が増えるうえ、新たに始めた不動産販売も収益貢献する見込み。
 
また、マウナケアホテルが、提携したマリオット・インターナショナルのブランド「オートグラフ・コレクション」に加盟し、同社のオンライン予約などを活用できるようになるため稼働率の上昇が見込める。日本発ハワイ行きの宿泊客向けの営業強化の効果も出る。
 
不動産業は、ホテルなどの未利用地を在宅に転換して分譲する。
 
西武ホールディングスのハワイ事業は、1980年〜90年代前半にホテルを相次いで開業したが収益が低迷。その後能率的な改善を試みたが苦戦が続き、前記決算では主要部門で唯一の赤字(13億円)だった。今期の部門売上高は209億円(前期比5割増)の見込み。

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