経済減速や観光客減少も、シンガポール・カジノの収益は横ばいで推移
国際格付機関のFitch Ratingsは、経済減速や観光客減少にも関わらず、シンガポールのカジノ収益は横ばいで推移するとの見方を示した。
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中国経済の低迷、インドネシアルピア安など外部要因に加え、自国経済の成長が減速したことで、シンガポールのMarina Bay Sands(MBS), Resorts World Sentosa(RWS)の今年の総収益は10%減の67億Sドルと落ち込むが, 来年は横ばいで推移すると予想。
MBSに関してFitchは、シンガポールの金融センターに位置し、地下鉄などの交通アクセスも良く、知名度も高いことからマーケットシェア率は今年第1四半期の49%から第3四半期には62%に上昇したという。
今後のカジノ市場については、既存の2つのカジノの独占権が期間切れとなるが、政府が新たにカジノライセンスを発行する予定がないことから、引き続き参入が困難な複占ビジネスとして安定していくとした。
~The Straits Times 12月8日~
photo by Irvin Chen on flickr
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