フィリピン、日本の上空を通過した北朝鮮のミサイルに遺憾の意
フィリピンは、30日火曜日の朝、朝鮮民主主義人民共和国(以下北朝鮮)が日本の空域を飛行する弾道ミサイルを発射したことに対し、深刻な懸念事項として、遺憾の意を表明した。フィリピンのカエタノ外務秘書官は、「北朝鮮は、危険で、周囲の緊張を高め、一つ間違えば人命を危険にさらす可能性がある、これらの危険かつ挑発的な行動を止めるべき」という声明を発表。
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声明は、北朝鮮が、北海道上空を飛行したミサイルを発射した直後に出されている。北朝鮮が日本の上空に向けミサイルを発射したのは今回で2度目である。最初のミサイル発射は1998年。ミサイルは、フィリピンの午前5時(日本時間6時)に発射され、日本では、全国瞬時警報システム、通称Jアラートが発報された。
カエタノ外務秘書官は、「対話環境を整えるためにこのような挑発はやめるべきだ。8月5日に発表されたASEAN外相会議の朝鮮半島に関する特別声明を再度思い出さなければいけない。国連安全保障理事会決議に基づく義務を全面的に遵守するよう、北朝鮮に要請する」と話し、「今年のASEAN議長国であるフィリピンは、平和的解決にコミットしなければいけない」と付け加えた。
また、秘書官は、「東京のフィリピン大使館に対し、状況を注意深く監視し、現在日本に住んでる約242,000人のフィリピン人の安全を保証するよう指示した」と述べた。ミサイル発射に関しては、アメリカやパキスタンなどが、同様に、遺憾の意を表明している。
ソース:https://davawatch.com/articles/2017/08/30/5430.html
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