カンボジア縫製産業の1ヶ月の操業停止の噂はデマ、労働省が声明
カンボジア労働省は11月28日、同国内の縫製・製靴工場が1ヶ月にわたり操業停止になるとの噂を否定し、噂を広めた人々を裁くため関係機関に協力するよう呼びかけた。
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労働省はその声明において、悪意を持った人々が、カンボジア国内すべての縫製・製靴工場が1ヶ月にわたり閉鎖されるとの噂を11月27日から広めたとしている。
「この噂は縫製・製靴業界の労働者、経営側双方に懸念を引き起こしました。労働省はこの噂を完全に否定し、12月も祝祭日(人権の日)以外、祝日はないことを通知します」と声明は続けている。
声明ではまた、一般の人々、特に労働者と雇用者に対し、噂を広めた人々を逮捕・起訴するために関係機関に協力するよう呼びかけている。
縫製・製靴産業はカンボジア最大の外貨収入源であり、政府の統計によるとおよそ1100工場で70万人が雇用されている。縫製・製靴分野による輸出は2015年上半期で33億米ドルに上り、カンボジアの総輸出額の約80%を占めている。
photo by Mills Baker on flickr
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