シンガポール:独立記念日パレード、テロ防止に向けブロック設置場所を拡大
警察は8月9日の独立記念日パレード(NDP)における警備で、車両を使ったテロを防ぐため、コンクリートブロックの設置場所を増やすと発表した。パレード観覧には2万5,000人の人出が予想されており、国軍、警察、シンガポール民間防衛隊から計5,000人余りが警備に当たる。
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コンクリートブロック設置場所は、マリーナ・ベイ・サンズの水際側、プロモントリー@マリーナ・ベイ、フラートン・ホテル近くで、花火見学で多数の人出が予想される場所。
警備の実務責任者テー・ウィーリー警視は「車両は攻撃の道具として簡単に利用できる。人が多数集まる場所を守る」と語った。昨年7月のフランス革命記念日にニースで起きた事件、今年6月、ロンドン北部のモスクの近くでバンが歩行者群に突っ込んだ事件を考慮したという。
NDPは公共秩序法で特別な行事に指定されており、厳格な警備態勢が敷かれる。入場制限区域へ入れる地点は限定される。NDPの主会場であるザ・フロートの入場者は手荷物検査を受ける。ザ・フロートには監視カメラを200台設置し、リアルタイムで監視する。
制限区域内でのドローンの使用は禁止。大観覧車フライヤー近くにドローン監視システムを設置し、ドローン操作者の位置をピンポイントで特定できるようにする。
ソース:http://www.asiax.biz/news/44098/
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