シンガポール:6月の物価上昇率は0.5%、低所得層の上期の物価は下落
統計局が発表した、6月の消費者物価指数(CPI)で見たインフレは前年同月比0.5%の上昇だった。昨年の物価は下落が続いたが今年は上昇基調で、これで7ヵ月連続の上昇となった。
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6月の項目別物価動向では、食品が1.4%値上がりした。保健医療、運輸などサービス価格は1.3%の上昇だった。シンガポール金融管理庁(MAS)がまとめた、CPIから住宅賃借費と、自家用車所有にかかわる経費を除いた、より生活実感に近いコアインフレは1.5%の上昇だった。
上半期のCPIは前年同期比0.7%の上昇になったが、所得別では、下位20%の所得層のCPIは0.1%の下落だった。中間の60%の所得層のCPIは0.6%、上位20%の所得層のCPIは1%の上昇だった。
所得層別ではない上半期の全体の物価の動きでは、食品、ガソリン、授業料が値上がりした。医療費、道路税、電力料金、駐車料金も値上がり。住宅賃借費、バス・鉄道料金は下がった。
ソース:http://www.asiax.biz/news/44007/
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