シンガポールとインドネシア、金融口座情報を交換へ
ジャカルタで開かれた税務に関する国際会議で、インドラニー・ラジャ財務担当上級国務相は、非居住者の金融口座情報の自動交換を、インドネシア側の準備が整えば実施する用意があると表明した。
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シンガポールとインドネシアは、オフショア脱税に対抗するための国際的な取り組み「権限ある当局による多国間合意(MCAA)」に参加しており、2国間協定を交わさずとも、非居住者の金融口座情報を交換できる。
インドラニー・ラジャ氏によると、秘密保持やデータ保護など国際的に認められた保護条件をインドネシアが施行すれば、シンガポールは情報の交換に応じることができる。多数のインドネシア人富豪がシンガポールに資産を隠匿していると言われており、インドネシアのムルヤニ・インドラワティ財務相によれば、同国の富豪が海外に蓄えている資産(推定約8兆5,740億円)の60%はシンガポールにある。
インドネシアの英字紙ジャカルタ・ポストは先に、インドネシア人の金融口座情報を提供するとの申し出がシンガポール政府からインドネシア政府にあり、インドネシア政府はインドネシア人がシンガポールで保有する資金を突き止め摘発する方針だと伝えていた。
ソース:http://www.asiax.biz/news/43835/
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