7月7日が「伝統、人類、参加をたたえる世界七不思議の国際記念日」に
ブラジルのリオデジャネイロにあるキリスト像(クリスト・ヘデントール)を含む、世界各国の7つの建物が「New 7 Wonders of the World」(新・世界七不思議)として選定されたことが発表されたのは2007年7月7日のこと。
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これを記念して「新・世界七不思議」財団は、7月7日を、伝統、人類、参加をたたえる世界七不思議の国際記念日と宣言したと発表した。
「今年(2017年)の7月7日から毎年、世界は七不思議の日を祝うことになります。(世界七不思議を)一緒に楽しめば、いがみ合う時間を少なくなるでしょう」(新・世界七不思議財団創設者のバーナード・ウェーバー氏)
2007年7月7日、ポルトガル・リスボンで「New 7 Wonders of the World」(新・世界七不思議)が公式に選定され、地理的順序で発表が行われた。
選ばれたのは、万里の長城(中国)、タージ・マハル(インド)、ペトラ遺跡(ヨルダン)、コロシアム(イタリア)、チチェン・イツァ(メキシコ)、コルコバードのキリスト像(ブラジル)、マチュピチュ遺跡(ペルー)。
この投票には1億を超える票が投じられたという。「New 7 Wonders of the World」は「新・世界七不思議」と訳されてるが、wonderは不思議なものというよりは驚嘆すべきものといったニュアンスで、謎めいた建物という意味ではないと思われる。
さらに同財団により、2011年に「New 7 Wonders of Nature(新・世界七不思議自然部門)」、2014年に「New7Wonders Cities(新・世界七不思議都市部門)」が、5億5000万票を集めて選出されている。
「新・世界七不思議」財団のジャンポール・デ・ラ・フエンテ理事長は、2007年7月7日以来、10年の間に世界中の人々の生活は直接的に豊かになっていると指摘した。
「これまでのところ、新・世界七不思議はこのキャンペーンに参加した地域にとって、経済、旅行、国家のプロモーションの側面で50億米ドル超相当の価値を創出してきました。これは、大衆によるバーチャルなオンライン力学に基づく概念が具体的な経済効果を創出するという、重要な世界規模の証左です」(ジャンポール・デ・ラ・フエンテ理事長)
また「新・世界七不思議」財団は次期キャンペーンとして「7 Symbols of Peace(7つの平和の象徴)」を選出する予定とのこと。
9月21日の国際平和デー(World Peace Day)以降に、すべての大陸からあらゆる文化的・民族的・芸術的背景を持つ人々に、それぞれの提言をモバイル端末から募集して、平和を象徴する建物などの中から最も人気のある7つを選出するとのこと。
(文/麻生雅人、写真提供/New7Wonders)
ソース:http://megabrasil.jp/20170708_36643/
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