北朝鮮観光中に拘束された米国大学生、解放されるも昏睡状態。口封じか
北朝鮮は13日、アメリカ人大学生のオットー・ワームビア氏を昏睡状態で解放し、話題を呼んでいる。
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2016年3月、北朝鮮最高裁判所でワームビア氏は宣教旗を盗んだ疑いで15年間の労働教化刑(日本でいう懲役刑)に科せられていた。米政府の水面下の交渉によって解放されるも、脳に広範囲にわたる損傷がみられ昏睡状態である。
北朝鮮当局はボツリヌス菌の毒素による中毒で体調を崩し、睡眠薬を服用後に昏睡状態になったと説明していた。
アメリカの医師が、ボツリヌス菌による中毒の症状は確認できない、とコメントを出し、北朝鮮による口封じとの見方が浮上している。
緊張状態にある米朝関係を悪化させる可能性が高い。
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