香港のキャセイパシフィック航空がリストラ第2弾を発表、一般職員400人が対象
キャセイパシフィック航空(国泰航空)が400人の大規模な人員削減を6月8日発表した。
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9日付香港各紙によると、これは5月にすでに発表があった大規模な人員削減が履行されたもの。
前回は管理職が中心だったが、今回対象となっているのは全職員数の18%となる一般職員と非管理職の上級職員の計400人。即時解雇ではなく、3週間の引継ぎ期間が設けられているという。
ただ、この日に解雇が発表されたのは200人のみで、残り200人はまだ発表されておらず、パイロット出身の公民党の譚文豪・議員は「2段階といっていたリストラ案がこれで実質3段階になった。職員の心理的なストレスは想像に余りある」と非難した。
ちなみに市場は今回のリストラを好材料とみなしており、この日同社の株価は一時12.7ドルと過去10カ月で最高値を記録、前日の終値より7.6%も上昇した。
>>あわせて読みたい 『香港のキャセイパシフィック航空が大規模なリストラ600人、管理職も多数』
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