ミャンマー投資委員会と協力覚書、進出が容易に
シンガポール・ミャンマー合同閣僚委員会会合が6月8日に開かれ、貿易推進機関の国際企業庁(IE)とミャンマー投資委員(MIC)が協力覚書を交わした。都市・住宅ソリューション、公益、運輸・物流、製造、石油・ガス、専門職サービスの分野でシンガポール企業のミャンマー進出が容易になる。
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ミャンマーは2011年、軍事政権から文民政権に移行し、市場開放に踏み出した。IEのタン・スーンキム最高責任者補佐は「新興市場に付き物の問題はあるが、ミャンマー政府は外国人投資家を歓迎する環境の整備に努力している」と語った。
2016年度におけるシンガポールからミャンマーへの投資額は認可ベースで38億米ドル(約4,200億円)にのぼり、国別でみると最も多い。欧米企業がシンガポール法人を通じ投資している案件も含まれる。
シンガポール規格・生産性・革新庁(SPRING)もミャンマーの研究・技術革新局と覚書を交わした。工業規格など規格を管理するシンガポール認定委員会がミャンマーの認定委員会に認定・認証サービスを提供し、また認定能力の構築を支援する。
現在進行中の2国間投資保護協定の交渉は年内に終結する予定だ。ミャンマーに進出しているシンガポール企業の代表例は、ブレッドトーク、スルバナ・ジュロン、ボク・セン・ロジスティクス。
ボク・センはデルタ地帯のエーヤワディー管区に工業団地を持つエーヤ・ヒンターと提携し、物流ハブサービスを提供する。
ソース:http://www.asiax.biz/news/43499/
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