三菱日立パワー、ポーランドに統括拠点を開設
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は18日、ポーランドの2事業所を統合し、ワルシャワ市内に新たな統括拠点を開設したと発表した。
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MHPSの欧州拠点法人(MHPS-EDE、ドイツ・デュイスブルク)のワルシャワ事務所と、MHPS直轄のプロジェクト遂行事務所を統合した。営業や顧客サービス、プロジェクト遂行などの業務を一体化し、石炭火力発電システムや総合排煙処理システム(AQCS)の需要開拓を強化する。
ポーランドは総発電量の約9割を石炭火力に依存する石炭資源国。政府は、褐炭などの低品位炭を有効活用できる高効率の石炭火力発電システムの導入や、環境負荷の低減に役立つAQCSの普及に力を入れている。
MHPSはポーランド電力大手エネアのコジェニッチェ火力発電所で出力107万5,000キロワットの瀝青(れきせい)炭焚き火力発電設備を建設しているほか、昨年は脱硝装置2基を設置した。また、国営電力会社PGEのトゥルフ火力発電所向けに出力45万キロワットの褐炭焚き火力発電設備を建設している。
※画像出典元:https://www.mhps.com/
ソース:http://fbc.de/ost/ost32998/
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