インドネシア空港線の建設のため、住宅を強制撤去へ
南ジャカルタのマンガライで、ジャカルタとスカルノ・ハッタ国際空港を結ぶ新しい鉄道建設のために、多数の住民らが強制退去させられようとしている。退去を求められているのは1950年代からこの地に住み続けている住民。住宅11棟が撤去の対象となっている。
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建設を行っているクレタ・アピ・インドネシア(KAI)社では今年7月の運行開始に間に合うよう、これまでに2度にわたって住民らに転居を文書で要請してきた。住民らは長年住み続けていることを理由にこの要請に抗議。また、転居に伴う補償金が1世帯あたりわずか25万ルピアしかないことにも反発している。
しかしながら、住民らの弁護人によると、どの住民も土地の権利書などの法的に有効な文書を持っていない。KAIでは住民らへの説明や周知をきちんと行ってきたことを理由に、住宅の強制撤去を実施する方針を変えていない。
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