香港の全人代委員長、マカオの国民教育を評価
マカオを視察していた全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の張徳江・委員長は5月10日、最終日のスケジュールとしてマカオ大学を訪問し学生らと交流した。
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11日付香港各紙によると、張委員長はマカオ大学横琴新校区を訪れ、マカオ大学校史館を見学した後、マカオ教育界関係者と学生代表ら約100人との座談会に出席。
張委員長は「マカオが返還以来17年、1国2制度の実践で目を見張る成果を得たのには教育が重要な役割を発揮した」と指摘。
「特区政府や幅広い教育関係者らが正確な教育方針を堅持し、愛国愛澳の良い伝統の引き継ぎを保障した」と評価した。
時事評論家の劉鋭紹氏は「張委員長の発言は香港の教育の現状に対する中央の希望が反映されている。
香港の教育はマカオと違って『愛国愛港』人材を育成できないと暗に批判した」と分析している。
>>あわせて読みたい 『香港・全人代委員長が発した「マカオ称賛」、暗に「香港批判」との声も』
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