シンガポールがAI開発に本気、5年で1億5,000万ドルの予算
ヤーコブ・イブラヒム通信情報相は5月3日、技術革新に関するイベントで、人工知能(AI)の能力開発を推進する方針を明らかにした。国家研究財団(NRF)が5年間で1億5,000万Sドル(約121億円)の予算を計上する。政府はデジタル経済の成長戦略として、AIとデータサイエンスを重視している。
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AI.SGの名称でAIの開発・構築を推進する。AIを利用し、ピーク時の交通管理など社会・産業が直面する問題に対処する方針。人間のような学習能力を持つ次世代AIシステムやコンピューターアーキテクチャーなどに投資する。
産業界におけるAIおよび機械学習の多面的導入も後押しする方針で、100件のAIプロジェクトなどを実施する。またNRFは、地元4大学および科学技術庁と共同でデータサイエンス・コンソーシアムを結成する。データサイエンスの研究開発において高等教育機関と研究機関、産業界が連携する格好。
シンガポール国立大学(NUS)が運営するインキュベーション事業であるNUS エンタープライズは、アセンダス・シングブリッジと共同で床面積5,000平方フィートのサイエンスパークを開設し、高技術の企業を育成する。AI.SGには経済開発庁(EDB)、情報通信・メディア開発庁、公立研究機関などが参加する。
ソース:http://www.asiax.biz/news/43075/
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