中国人民銀行の政策スタンスに影響を及ぼす「インフレ・住宅・金融市況」の3つの要因に注目
コンサルティング会社JLアドバイザーは4月25日に広発証券のリポートを配信した。第1四半期の中国経済は、前年同期比6.9%となり、2015年第3四半期以来の最高水準、且つ6.8%の予想を上回るものであった。
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さらに3月には工業生産、小売売上高、固定資産投資、全てにおいて著しく改善した。しかし今後2週間のうちに中国人民銀行が力強いデータに反応するとは同社は予想していない。
前回発表されたPMIデータでは第1四半期の経済は既によりよいイメージが描かれていると考えている。
今後、中国人民銀行の政策スタンスに影響を及ぼすインフレ、住宅、金融市況の3つの要因に注目している。
現時点では、中国のインフレは順調なようである。不動産市場をコントロールするための措置は既に導入されており株式市場の動きは安定している。
そのため中国人民銀行は2017年の金融政策を「引き締め気味」で維持し、引き続き公開市場操作を通じ短期金利を引き上げることを予想している。
詳細はJLアドバイザーのHP(www.jladvisers.com) を参照。
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