香港の「粤港澳大湾区への視察団」が広東省省長と会談
梁振英・行政長官が率いる代表団が4月19日、粤港澳大湾区の視察旅行を開始した。
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20日付香港各紙によると、視察団は35人で、主要高官や行政会議メンバー、策略発展委員会、経済発展委員会の委員らが参加。
初日は広州市南沙で交通インフラ整備の進ちょく状況を視察した後、広東省の馬興瑞・省長との座談会が行われた。
馬省長は広東省、香港、マカオの協力の方向性として(1)各自独特の優位性を整理(2)機能に応じたエリア分け(3)市場化、法制化、国際化のビジネス環境に向けた基礎づくり(4)世界級の生態文明を持つ大湾区都市群を構築――の4つを挙げた。
梁長官は他の都市との相互補完による発展を目指す上での香港の優位性として(1)社会・経済・法制度の国際化(2)国際的な人脈(3)金融・専門サービスなど優位性のある産業が広東省と相互補完できる――と説明。
さらに観光、科学技術の分野でも役割分担による協力の余地は大きいと指摘した。
>>あわせて読みたい 『香港政府視察団が粤港澳大湾区の6市を訪問』
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