シンガポール株の配当利回り、アジアで最高
株価指数のFTSEがまとめた株式投資のパフォーマンス比較によると、シンガポール株は3月の配当利回りがアジアで最も高かった。通信、銀行株が高い利回りを維持している。
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配当利回りは株価に対する1年間の配当金額の割合。FTSEシンガポール指数の3月31日時点の利回りは3.74%。2位は台湾指数の3.66%で、以下、タイが3.24%、マレーシアが3.04%。アジアの全10指数の平均は2.64%。シンガポール取引所(SGX)は出来高こそ低迷しているものの、配当利回りは他のアジアの国と比べ高い。
SGX市場ストラテジストのジェフ・ホーウィ氏によると、FTSE全世界指数を構成する銘柄のうち、高利回り銘柄指数の資格があるのは40%だが、シンガポール銘柄では全世界指数構成銘柄の70%が高利回り銘柄だ。高利回り銘柄には不動産信託は含まれない。SGXによれば、全世界指数構成銘柄のうちシンガポール株で利回り首位は香港系ハチソン・ポート・ホールディングスで10.8%。
通信銘柄も利回りは高く、モバイルワン(M1)が利回り2位で6.1%。以下、スターハブの5.9%、シンガポール・テレコム(シングテル)の4.5%。シンガポール・プレス・ホールディングスが4.2%で7位に入った。
銀行銘柄も利回りは高めで、OCBCが3.8%、UOBが3.2%、DBSが3.1%。
ソース:http://www.asiax.biz/news/42845/
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