Levi StraussとILOが、カンボジア・プノンペンの工場爆発事故の調査開始
ジーンズメーカーLevi Strauss & Coと国際労働機関(ILO)のBetter Factories Cambodiaプログラムは、プノンペン市の工場で発生した死傷者を伴う爆発事故の調査を開始した。
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Leviはjust-styleの取材に対し、Zhentai Garment Cambodia Co., Ltdは同社の受注生産を行っていたことを認めた。国内の報道によると、この工場で3月22日、蒸気発生器が爆発する事故が発生した。
Levi Straussの報道担当者は、「弊社は爆発事故について大きな関心を寄せており、この事故の詳細についての調査を開始した。Levi Strauss & Co.は引き続き労働者の安全確保に万全を期し、事故の犠牲となった従業員とその家族に哀悼の意を表する」と発表した。
米国企業Levi Straussは工場経営者、地元当局関係者とともに調査を行っており、「事故原因について言及するには時期尚早」としているが、事故で亡くなった従業員、怪我をした従業員に対し「心からお見舞い申し上げる」とコメントした。
Zhentaiからのコメントを得ることはできなかったが、同社工場はILOのBetter Work Programの一環であるBetter Factories Cambodiaに参加している。
カンボジアの労働者の労働環境改善と世界的アパレルサプライチェーンでの競争力向上を目指すBetter Work Programでは、現状分析、トレーニング、支援活動と調査研究を通じて、持続可能なプラスの変化をもたらし、さらには政策と関係者の心がけ、行動に変化を起こすことを目指している。
カンボジアでは2001年以来このプログラムが実施されており、49のブランドと小売企業、54万5000人の従業員を擁する557工場が参加している。
労働者の労働環境改善とカンボジア縫製産業の競争力強化への努力を継続するため、昨年、カンボジアでのプログラムの3年間の延長が決定されている。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_2805.html
>>あわせて読みたい 『カンボジアのLevi’s社向けのアパレル生産工場で爆発事故発生、1名が死亡』
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