香港にてブラジル産以外の肉の卸売価格が高騰
ブラジルの食肉業者が品質の悪くなった食肉を輸出していた問題で、香港では3月21日からブラジル産の食肉類の輸入が一時的に禁止にされた。
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それから1週間たつが、ブラジル産以外の産地の冷凍食肉類の卸売価格が3割も上昇しているという。3月27日付『香港経済日報』によると、鶏肉では手羽、もも、胸肉が禁止前より約20%値上がって、1キロ当たり40数ドルだったものが現在は50数ドルになっているそうだ。
香港凍肉海産卸売小売商会の関係者は、ブラジル産以外のさまざまな食肉類の卸売価格は少なく見積もっても30%余り上昇していると指摘。
政府が輸入を解禁するまでは今後1、2カ月は値上がりが続くことが予想されるという。
こうした状況から、外食産業ではコスト上昇を料金へ転嫁することを検討。今週末までに輸入禁止が解除されなければ10%から15%の値上げに踏み切ると話すレストランもある。
>>あわせて読みたい 『ブラジル肉問題、香港でも外食産業が対応を急ぐ』
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