全国人民代表大会の香港代表、外国からの資金援助を禁止
北京で開催中の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)では第13期全人代香港・マカオ代表の選挙方法改正案が審議される。
この記事の続きを読む
3月9日付香港各紙によると、8日に説明された草案では、候補者は国家憲法、基本法、「1国2制度」の方針を擁護し、中国と香港またはマカオ特区に忠義をつくし、直接または間接的に外国の機関・組織・個人からいなかる形式の選挙資金提供も受けていないという声明に署名しなければならない。
声明内容に違反した候補者は審査を経て候補者リストから外し、当選後に声明違反が発覚した場合は審査を経て全人代常務委員会が当選無効を確認するという。
現在36人いる香港代表は来年3月で任期満了となるため、今年末に選挙が行われる予定だ。
全人代香港代表団の譚惠珠・団長は「香港でどんな問題が発生したかはみんな知っている。
この状況の下で全人代代表がこうした声明を行うのは当然」と述べ、二重国籍の問題との関係を否定。時事評論家の劉鋭紹氏も「『香港独立』と外部勢力の干渉を防ぐための措置」と解説した。
>>あわせて読みたい 『香港の全人代委員長が行政長官選での発言権を強調』
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
香港ポスト_old
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由