香港の「行政長官選挙」、中央が任命しなければ再選挙
特区政府政制及内地事務局の譚志源・局長は3月1日、立法会で行政長官の任命をめぐる問題について答えた。
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2日付香港各紙によると、譚局長は「行政長官は基本法に基づき中央政府に責任を負うため、中央が実質的な任命を行う」と強調し、2014年の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の決定にも「中央政府の任命権は実質的なもの」と明記されていることを挙げた。
行政長官選挙條例に基づくと、仮に選挙で当選した候補が各種原因で任命を得られず7月1日に就任できない場合、行政長官のポストは空席とし、120日後の最初の日曜に当たる10月29日に再選挙を行うこととなり、空席の間は政務長官が代行するという。
また投票日の3月26日は午前の投票で601票以上を獲得する候補がいなければ、午後に上位2人に絞って2回目の投票を行う。
なおも601票以上を獲得する候補がいなければ、42日後に当たる5月7日に第1次再選挙を実施。
その際には新たな候補も推薦票を集めれば出馬できる。
再び当選者がいなければ6月18日に第2次再選挙、なおも当選者がいなければ7月1日から行政長官ポストは空席とし、7月30日に第3次再選挙を行う。なおも当選者がいなければ同じプロセスを繰り返す。
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