台湾でも鳥インフル感染拡大で鶏肉の移動と殺処分、今日から1週間全面禁止
致死率の高い鳥インフルエンザA(H7N9亜型)ウイルス感染が台湾でも広がりを見せているため、農業委員会(農委会)と中央災害応変センターは16日、きょう(17日)午前零時から24日午前零時までの1週間、すべての鶏の輸送、移動を禁止、同じく17日正午から24日正午までの1週間、鶏の殺処分を禁止すると発表した。
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室内で飼育している白肉鶏などやすでに消毒済みの鶏肉や卵は例外とする。農委会によると台湾ではすでに宜蘭県、花蓮県、雲林県、嘉義県、台南市で鳥インフルエンザの感染が確認されている。
農委会では白肉鶏は日産4万トン以上ある上、冷凍肉などもあるため今回の禁止措置でも鶏肉不足の懸念はないとしている。台湾では2015年に2度、四日間の殺処分、移動の全面禁止を実施したことがある。
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