ラオックスが赤字転落、訪日客は〝モノ消費〟から〝コト消費〟へ
国内最大規模の免税店ラオックスが赤字に転落した。
この記事の続きを読む
2016年12月期決算は、売上高が627億円で、前年比32.3%の減少。営業利益も9億円の赤字となっており(前年は80億円の黒字)、純損益も15億円の赤字となっている(前年は80億円の黒字)。
その要因としては、訪日外国人の〝爆買い〟が失速していることが挙げられる。
確かに訪日外国人の数はキープされているものの、来日時の購買スタイルが、爆買いに代表される〝モノ消費〟から、体験を中心として〝コト消費〟に移行しつつある。
今回のラオックスの赤字転落は、まさにそういったインバウンド消費の変化を受けての結果だと予測される。
ラオックスへの来客数自体は堅調であったが、客単価が前年の3万4千円から、今年は約2万2千円と下がってしまった。
今後は、経営の立て直しを課題とした、中国の大手旅行サイトとの提携業務に取りかかる。
Photo by tomcensani on Flickr
>>あわせて読みたい 『訪日中国人観光客の「爆買い」を支えるクレジットカード』
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
Digima〜出島〜
http://www.digima-japan.com/
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由