オリオンビールがベトナムに輸出スタート、“日本直輸入”の高級戦略で
オリオンビールのベトナム向けの輸出が好調だ。
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すでに2015年からベトナム進出に関する市場調査を開始していたオリオンビールは、同国の貿易事業を営むシンバトレーディング社を介して、2016年12月に輸出を開始していた。
現状としては、2017年1月より本格的に出荷量を増加し、現地のスーパーを始めとする小売店にて、日本から直輸入の高級ビールという位置づけで販売されており、その売れ行きも好調とのこと。
オリオンビールは、2016年2月に、初めての海外拠点となる台湾事務所を設立。1996年より台湾にビールを出荷していたが、2014年には台湾ファミリーマートと共同でプライベートブランドも開発。現地のディストリービューターを活用することで、競合他社との差異化をはかっていた。
前述のとおり、進出先の現地生産ではなく、あえて“メイド・イン・ジャパン”を掲げて、日本国内と変わらない品質をキープすることで、日本直輸入の高級ビールというブランディングを選択したオリオンビール。
すでに13ヵ国以上の国々にビールを輸出している同社ならではの、今後のアジアをターゲットにした独自の販売戦略に注目していきたい。
Photo by ayustety on Flikr
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