サービス名称は、インターネットで航空券と宿泊を組み合わせて予約する「JAL訪日ダイナミックパッケージ」。
第１弾として設けたのは訪日タイ人観光客向けのサービス。日程や好みに合わせて日航グループの往復航空便と全国約5000軒のホテル・旅館を選べる仕様だ。
　
予約サイトに用意されているのは、タイ語と英語の二カ国語。タイは日本への訪日客も多く、個人でインターネットを使い海外旅行を手配する消費者が多いことでも知られている。
日航はタイ・バンコクと成田、羽田、中部、関空の各空港を結ぶ４路線を就航しており、利用者を取り込みやすいと判断しての施策となった。
１月出発分から予約を受け付け、訪日客向けの旅行保険も組み込んでいる。日本に滞在中の緊急連絡にも24時間対応とのこと。
　
2012年には、訪日タイ人観光客を対象とした「数次ビザ（期間内に何度でも出入国できるビザ）」が提供され、2013年には訪日タイ人観光客が74％増加。また2014年にはビザ免除（15日以内）となり、訪日タイ人観光客数がよりアップ。
　
タイ人の訪日観光客数は、2015年は65万7600人で、過去最高を記録している。2016 年1月～9月の統計においても、園時点で54万人を突破していた。
　
※参照
「JAL訪日ダイナミックパッケージ」
http://www.th.jal.com/thl/en/jaldp/ （英語サイト）
http://www.th.jal.com/thl/th/jaldp/ （タイ語サイト）
　
　
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