2017年1月10日

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仏の老舗チョコレート店「CHAPON」が日本一号店をオープン

仏の老舗チョコレート店「CHAPON」が日本一号店をオープン

フランスのチョコレート職人パトリス・シャポンが主宰する、パリで30年以上人気を博しているという専門店「CHAPON(シャポン)」が、1月6日(金)、東京・自由が丘に日本1号店をオープンした。

 

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「CHAPON(シャポン)」は<BeantoBarチョコレート>の老舗ブランドで、パトリス・シャポン自らが世界各地の産地に足を運び、豆の製造から関わり、豆を仕入れているという。
 
BeantoBar(ビーントゥーバー)とは「自社工場内で豆の焙煎、加工までを行う」チョコレートの製造工程のことで、ブラジルでもサンパウロを中心に2016年ごろから同国での老舗AMMA(アマ)をはじめ、Mendoá(メンドア)、Raros Fazedores(ハーロス・ファゼドーリス)などのブランドが注目を集めている。
 
BeantoBar(ビーントゥーバー)のチョコレートは世界中で注目されているが、著名なブランドでも、チョコレートの材料である「クーベルチュール」は外部から仕入れていることがほとんどなのだという。
 
また、自社工場内で選定された豆を、焙煎から加工に至るまで、パトリスが管理してチョコレートを作っているというのが「CHAPON(シャポン)」のウリだ。季節と産地の特徴を最大限楽しむことができるように、製造する日の湿気や天候によって配合を調整して、パトリス自ら、毎日工場に立ってチョコレートを作り続けているという。
 
そんな「CHAPON(シャポン)」のチョコレートが掲げるテーマは、「旅するショコラ」。
 
例えばベネズエラ産のチョコレートは甘味を、ペルー産のチョコレートは酸味と、産地のカカオの特徴をそのまま生かしたチョコレートづくりに取り組んでいる。
 
「CHAPON(シャポン)」の「タブレット ブラジル」は、ブラジルカカオ本来の甘さがひきたっていてほのかにカカオの酸味が感じられ、また、苦味はあまり感じられないため、食べやすいタブレットチョコレートに仕上がっているという。チョコレートを滑らかにするために使われる大豆レシチンが入っていないため、カカオ本来の舌触りが楽しめるのも特徴とのこと。
 
カカオ豆の品質そのものはもちろん、収穫時期にもこだわっって、ブラジル産カカオを最大限に味わう事が出来るチョコレートだと同店は広報している(次ページへつづく)。
 
かつてはバッキンガム宮殿のお姫様専属アイスクリーム職人だったというパトリス・シャポンは、若くしてパリに4店舗、チョコレートの専門店を出店。以来、30年間以上、「CHAPON(シャポン)」はチョコレートのトップブランドとしてパリっ子に愛され続けている。
 
世界最大のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ・パリ」では2007年と2011年にグランプリを受賞している。
 
個性豊かな「CHAPON(シャポン)」のチョコレートはこれまでパリにある4店舗のみでしか購入できなかったが、東京・自由が丘にオープンした「シャポン自由が丘店 カフェ&ブティック」ではタブレットを中心に同ブランドのチョコレートを販売する。
 
20種類以上のBeantoBar製法で作られたタブレットのほか、デザイン性の高いシャポンデザインのボール型ショコラもバレンタインデーに向けて注目を集めそうだ。
 
また、世界初となるシャポンカフェでは、BeantoBar製法で作られたシャポンの4~5パターンのタブレットや、フランス直輸入のボンボンショコラの食べ比べが、シャポンオリジナルの美しいカップとディッシュで楽しめるという。
 
商品ラインナップは、随時フランスから入荷して増やしていく予定とのこと。今後は、フランスパリ本店でしか食べることができなかった、BeantoBar製法で作られたショコラムースの提供も計画されているという。
 
(文/麻生雅人)
 
ソース:http://megabrasil.jp/20170106_33343/ 
 
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