2017年1月5日

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シンガポール首相、ナショナリズムや反グローバリズムを警戒

シンガポール首相、ナショナリズムや反グローバリズムを警戒

リー・シェンロン首相は、1月1日付紙面に掲載された新年メッセージで、昨年の国内総生産(GDP)増加率は推定1%強と、年初の予想を下回ったと明らかにした。しかし「予測不能な世界情勢を考えれば悪い数字ではない」と強調。シンガポールの失業率は依然低く、雇用も創出されているとプラス面を強調した。

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リー首相は一部の先進国におけるナショナリズムの台頭、反グローバリズムの動きについて「シンガポールにとって困難な時代だが、常に開かれた国であることがシンガポールにとり最善の選択」と述べた。
 
内政について、すべての年齢層の国民にとって住みやすい国になるよう努力を続けていることを、例を挙げて述べた。約2万6,000世帯が公営住宅購入で補助を受け、貧困層に属する15万人がシルバーサポート計画に基づき生活支援を受けている。また保育費を低く抑制しているため、幼稚園、保育園に子どもを預けることのできる親が増えているという。
 
リー首相はまた、社会で活動する市民を「われわれの周囲にいる偉人」として複数紹介した。10歳の娘がいるアドレーン・テクさん(43)は療法士の資格を取るためシンガポール技術学院に入学。自分より20歳若い学生と一緒に理学療法を学んでいる。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/41882/

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