2015年10月1日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • copy

小学校卒業試験前日、煙害の影響を懸念

小学校卒業試験前日、煙害の影響を懸念

小学校卒業試験(PSLE)を明日に控え、煙害が悪影響を及ぼさないか多くの親が懸念している。 先週24日は煙害により大気汚染指数(PSI)が300を超え「危険」レベルとなり、25日は島内の小中学校が休校となった。

この記事の続きを読む

教育省(MOM)はPSIが「危険」レベル内の場合は、試験日程が延期される予定だと発表。PSIは「危険」レベルに達していないものの引き続き不健康値を超えてた状態が続いている。
 
MOMは煙害が長引いていることから、屋外で行う体育などの授業を屋内に制限するよう学校側に指示。 生徒の健康管理を重視し、教室に空気清浄機を導入している学校もあるようだ。学校側はPSLEにおいても、万全を期す構えだが、全ての小学校に空気清浄機が導入されていないとの懸念もある。
 
子供たちがPSLEに向けて準備をしてきているので、予定どおりの日程で試験が行われることを望んでいる親も、一方でPSIが「危険」レベルに達した場合は、PSLEの延期もやむをえないと考えているようだ。
 
PSLEに関しては、試験結果(点数)により入学できるScondary School(中学校)が決まるなど、「試験」偏重主義を懸念する声があがっており、将来の進路にも大きく関わってくる試験だけに子供だけでなく、親にも大きな重圧となっている。
 
~The Straits Times 9月30日~

この記事の提供会社

logo

KAMO CONSULTANCY

http://www.kamobs.com/

メルマガ会員  
 

出島