シンガポール・HDB運営の駐車場、ピーク時の利用料を値上げ
住宅開発庁(HDB)は12月15日、HDBが運営する駐車場のうち、利用者が多い駐車場22カ所のピーク時の利用料を値上げしたと発表した。長時間利用の抑制が狙い。HDBおよび都市再開発庁(URA)は別に1日付で、全ての公営駐車場の料金を30分当たり10~20セント(約8円~約16円)、引き上げていた。
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今回の措置は、利用客が多い時間帯のみの値上げだが、アルバート・センターなどは毎日、午前10時から午後10時半まで、新料金が適用される。ゴールデン・マイル・フードセンター、セラングーン・タウン・センターなど16の駐車場では30分当たりの料金が50セント(約40円)から80セント(約65円)になった。ブラス・バサー・コンプレックス、テッカ・センターなど6カ所の駐車場では同1Sドル(約80円)から1.4Sドル(約115円)になった。
定期駐車券はピーク時料金の適用を受けない。値上げ対象の駐車場は主に中心街、フードセンターの近くにあり、HDBの広報担当者は「駐車需要の調整に役立てるため」と説明した。
時計店で働くチョー氏は「不景気で売り上げが落ちており、駐車料金値上げで客足がさらに落ちる恐れがある」と懸念を表明した。今回のピーク時料金設定により、民間経営の駐車場と料金がほぼ同じになったところもある。URAもHDBに追随する可能性がある。
ソース:http://www.asiax.biz/news/41653/
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