オバマ米大統領、香港事務への不介入を承諾
オバマ米大統領は9月25日、米ワシントンで行われた習近平・国家主席との会談で、香港に干渉しないことを承諾した。
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27日付香港各紙によると、習主席が米国に対し「中国の統一と安定を損なう行動を支持しないよう望む」と述べたことに対し、オバマ大統領は「米国は1つの中国政策を堅持する。台湾、チベット自治区、新疆ウイグル自治区の独立を支持せず、香港事務にも介入しない」と応じたという。
オバマ大統領は昨年のアジア太平洋経済協力(APEC)会議の際、米国が「セントラル占拠行動」に関与していることを否定したが、今回あらためて香港に干渉しないことを公に承諾したことになる。だが時事評論家の劉鋭紹氏は「米国はNGO(非政府組織)や団体を通じた各種ルートで香港事務に干渉しているため、中国側は信用しない」と指摘。香港工会連合会(工連会)の王国興・議員も「米国政府は実際の行動でその立場を証明すべき」と述べた。
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