感染したのはジャカルタ特別州出身の27歳の男性。男性には7月22日以降、オランダ、スイス、ベルギー、フランスへの渡航歴があるという。地元メディアが報じた。
男性は8日、ジャカルタに帰国。14日に発熱し、16日から発疹が出たという。シャフリル氏は男性の様態について、「18日に検査を受け、19日に(サル痘の)陽性の結果が出たが軽症である」と説明している。
世界保健機構(WHO)の10日の発表によると、同日時点で世界89カ国・地域で2万7814人の感染者が確認されており、死者は11人となっている。
国内での初感染を受け、シャフリル氏は「新型コロナウイルスと比較し感染率も死亡率も低い。パニックに陥らないように」と国民に呼びかけている。
また、サル痘のワクチン接種に関しては「政府は(有効とされる天然痘ワクチンを)約1万回分を準備している。感染者と濃厚接触者が優先的に接種することになる」と話した。
ソース:https://www.jakartashimbun.com/free/detail/60298.html