6月10日付香港各紙によると、林鄭長官は9日、任期中最後の立法会答弁に出席。冒頭で任期中の仕事を総括し「過去5年は返還以来最も厳しい局面だった。前代未聞の試練だが、強烈な歴史的使命感と時代の責任感が私に何も恐れず勇気を持って前進するよう駆り立てた」と述べた。
逃亡犯条例の改正反対デモに言及し「良好な行政と立法の関係は必ず『一国』の原則に基づかなくてはならないことを証明した」と指摘。
「香港独立または国家の安全を脅かすことを鼓吹する者が選挙を通じて特区の政治体制に入り込めば、議会のプラットホームを利用して中央と特区の関係を破壊し、ひいては外国勢力と結託して一国の最後の一線を越え、特区の政権転覆を図り国家の安全を脅かす。このため行政と立法の関係を徹底的に改善して愛国者治港を確保しなければならない」と説明した。最後に自身に対する社会の評価は一定ではないと認めながらも「私はすでに悔いのない1枚の成績表を提出したと言える。それはまた私の42年の公務員生涯の完璧な終止符でもある」と語った。
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