フィリピン:ウクライナ沖で フィリピン人船員が乗る船に次々被弾
21世紀の帝国パラノイアと称されるロシアのプーチン大統領は2月24日、かねてからウクライナ国境付近に展開していたロシア軍を一気に、ウクライナに侵攻させた。
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大人とこどもの戦いといわれるように、圧倒的な軍事力を持つロシアはウクライナ首都キエフ近郊まで迫る勢いで、国際社会は中国などの独裁国家を除いて非難一色の中、地上だけでなく海上でも戦争による被害が相次いでいる。
24日、トルコの船会社が運航し。11人のフィリピン人が乗る貨物船がオデッサ沖で被弾したが、人的被害はなかった。
翌25日、日本の海運会社が運航する貨物船『Namura Queen』【写真】4万7167トンがやはりオデッサ港近くで被弾し、この船には21人のフィリピン人が乗っていたが、1人が肩に軽い怪我をした。
同船はトウモロコシを積むために寄港していたが、自力航行が可能で船体の状態を確認するためにトルコへ向かった。
世界の海運界はフィリピン人船員で動いているといわれているほど、フィリピン人船員の進出度は高く、今後も交戦の煽りを受けて船舶の被害が増えると見ていて、フィリピン外務省はトルコ・アンカラの大使館とイスタンブール総領事館を通じて支援に乗り出している。
貨物船『Namura Queen』は愛媛県今治市の海運会社所有で、遠い対岸の戦争と見ている日本も戦争に巻き込まれている実例として、無関心では済まされない被弾事件となった。
ソース:http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=news01&config=&command=body&no=544
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