同銘柄から除外されるのはセブパシフィック航空などを傘下にするゴコンウェイ財閥の小売り大手『ロビンソン・リテール・ホールディング』で、同財閥の不動産部門の『ロビンソンズ・ランド』は残った。
もう一つはカジノ運営会社の『ブルームベリー・リゾーツ』で、親会社である港湾荷役最大手のインターナショナル・コンテナターミナル・サービス』は残った。
新たに加わる2社はインスタント麺など食品製造大手の『モンデ・ニッシン』で、同社が構成銘柄に入るのは初めて。
もう1社はブランディーでは隠れた世界一といわれる『エンペラドール』で、同社はフィリピン航空を所有するタン財閥の傘下にあり、過去に何度も同銘柄に入ったり出たりしたことを繰り返している。
同構成銘柄は年に2回改訂され、選ばれる30社は金融、通信、鉱業、不動産、食品、運輸など主たる産業の大手企業を選んでいるものの、経済専門家家からはより広範なフィリピンの経済環境を判断するには指標としては問題があると指摘されている。
なお、同総合指数で最高の終値は2018年1月26日の9044.20で、現在は7400台で揉みあっていて株価バブルは過ぎたとの見通しもある。
ソース:http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=news02&command=body&no=427&