吉野家は世界で2200以上の牛丼店舗を展開するが、フィリピンには3店舗しかなく、JFCは今回の契約成立によって、フィリピン国内に新たに50店舗を開業させると発表した。
日本の吉野家ホールディングス(YHD)は1992年にフィリピンへ進出したが店舗数は伸びず、そのために今年2月にジョリビーと合弁会社を設立したが、思わしくなくフランチャイズ権をジョリビーに渡すこととなった。
ジョリビーは本体のハンバーガー・チェーンは勿論、異業種で不振のチェーンを買収して立て直し、また好調業種の買収を盛んに行い、これまでに中華のチョーキン、パンダエクスプレス、ピザのグリーンウィッチ、ケーキのレッドリボン、同業種のバーガーキング、スマッシュバーガーなどが傘下に入っている。
ジョリビーが日本の飲食業フランチャイズを手にするのは初めてだが、フィリピン人の嗜好を汲んだ展開には定評があり今後が期待される。
特に主力のハンバーガー・チェーン店はフィリピン人が数多く住む国に進出し成功を収めているが、フィリピンへの送金額で常に5位以内に入る日本にだけは進出出来ていない。
しかし、世界的にも知られる日本にも店舗を持つザ・コーヒービーン & ティーリーフは2019年にジョリビーに買収され傘下に入っている。
ソース:http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=news02&config=&command=body&no=424