9月の航空貨物取扱量は前年同月に比べ17・9%増の45万5000トン。貨物取扱量が前年同期よりも増加したのは輸入、輸出ともに伸び幅が二桁に上ったことによる。
貨物取扱量は北米、東南アジア向けの増加が最も目立った。9月の旅客数は同127・4%増の延べ22万7000人。伸びが大きいのは比較する基数が低かったことによる。
離着陸数は同32・0%増の1万3920便だった。
欧州や北米に向かう中国本土客のトランジット利用の増加が顕著で、9月は1日に香港空港で処理される旅客数は7000人余りに達するなど改善が見られた。
しかし、旅客数は依然として少なく、コロナ禍が始まる前の2019年以前の水準のわずか5%にあたるという。
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