2021年6月25日

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香港:りんご日報主筆を国安法違反で逮捕

香港:りんご日報主筆を国安法違反で逮捕

特区政府警務処国家安全処は6月23日朝、将軍澳で55歳の中国籍男性を「外国または域外勢力と結託して国家の安全を脅かした罪」の容疑で逮捕した。

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同日の香港メディアによると、逮捕者は『りんご日報』の社説「蘋論」を執筆している李平(本名・楊清奇)氏。
 
李平氏は今年6月4日に掲載した論説「心の中のろうそくの光でビクトリア公園を満たして世界を照らせ」の中で香港市民支援愛国民主運動連合会(支連会)の「一党独裁の終結」の綱領を政権転覆と指摘するのは中国共産党の歴史と初心に対する無知で、林鄭月娥・行政長官は党の歴史を学習すべきと揶揄した。
 
昨年6月30日の「香港版国家安全法」発効当日には「悪法来臨、1国2制度は死んだ、香港は死なない」と題する論説を発表。「香港の抗争は一定期間続く」として、欧米の反共の立場と行動にますます一致すると予想し、米国に対する中国政府の報復措置を批判した。

                                                                                
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